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睡眠時無呼吸症候群

2018.12.07

睡眠時無呼吸症候群(SAS)

睡眠時無呼吸症候群(SAS)

 

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に何回も呼吸が止まり、ぐっすり眠ることができない病気です。一晩(7時間)の睡眠中に10秒以上の無呼吸が30回以上起こるか、睡眠1時間当たりの無呼吸や低呼吸が5回以上の場合をいいます。

 

 

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の主な症状

◆眠っているとき

  • いびきをかく
  • 息が止まる
  • 呼吸が乱れる
  • 息が苦しくて目が覚める
  • なんども目を覚まし、トイレに行く

 

◆日中、起きているとき

  • 強い眠気を感じる
  • しばしば居眠りする
  • 午前中に頭痛を感じる
  • 記憶力や集中力が低下する
  • 全身倦怠感、疲れが取れない

 

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の種類と原因

SASには大きく分けて閉塞性と中枢性の2種類があります。

 

◆閉塞性SAS
上気道の閉塞により気流が停止するものです。無呼吸でも胸や腹の動きは認められ、いびきも生じます。肥満がある人やあごが小さい人がなりやすいといわれます。SAS患者の多くはこちらのタイプです。

 

◆中枢性SAS
脳からの呼吸指令が出なくなる呼吸中枢の機能異常によるもので、SAS患者の数%といわれています。

 

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の合併症

SASによる睡眠中の低酸素血症や高炭酸ガス血症は、生活習慣病と密接な関係があり、さまざまな合併症(高血圧、多血症、不整脈、虚血性心疾患、心不全、脳血管障害、糖尿病、肺高血圧症、インポテンツなど)を高率に引き起こすことが報告されています。重症のSASでは、健康な人に比べ高血圧は2.89倍、脳卒中は3.3倍、糖尿病は1.62倍なりやすいとの報告もあります。

 

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査

◆パルスオキシメーター検査
自宅で簡単に行うことができる検査です。指先にセンサーを装着して、眠っているときの血液中の酸素濃度(酸素飽和度)や脈拍を測定し、無呼吸や低呼吸を推測します。

 

◆終夜睡眠ポリグラフ検査
体にセンサーをつけて睡眠中の状態を調べる検査で、入院して行われます。睡眠中の呼吸や脳波、血液中の酸素飽和度、心電図などを同時に測定し、睡眠の深さや質と呼吸の状態を調べます。

 

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の重症度について

「無呼吸」とは呼吸が10秒以上続けて止まる状態のことで、「低呼吸」は呼吸が浅くなることをいいます。1時間当たりの無呼吸・低呼吸の頻度を示したものが、無呼吸・低呼吸指数(AHI)です。AHIは、睡眠時無呼吸症候群の重症度を表し、5~15未満が軽症、15~30未満が中等症、30以上が重症です。

 

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療

◆軽症の場合
生活改善を行います。
肥満が原因の場合は減量しましょう。
横向きに眠ることで無呼吸が改善することがあります。
睡眠薬やアルコールの摂取は控えましょう。

 

◆中等症の場合
生活改善に加えて、睡眠時にマウスピースを使用します。

 

◆重症の場合
生活改善と併せて、持続陽圧呼吸療法(CPAP)を行います。
CPAPは、睡眠時にマスクを鼻に装着して、機械から圧力を加えた空気を気道に送り込みます。
空気の圧で気道を広げて、無呼吸を防ぎます。

 

当院では

当院ではSAS診断のために自宅で検査ができる携帯型のパルスオキシメーター検査を貸し出しています。

 

SASの潜在患者は人口の2~3%といわれ、放置しておくと高血圧や心臓循環障害、脳循環障害などに陥るといわれます。しかし、治療方法も確立されておりますので、適切に検査、治療を行えば、決して怖い病気ではありません。お気軽に当院にご相談ください。

 

睡眠時無呼吸症候群の簡易検査をご希望の方は、事前にお電話にてご予約をお願い申し上げます。

 

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