小児の発疹が出る病気
2019.02.11
子どもの発疹が出る主な病気
脂漏性湿疹
ざ瘡
あせも(汗疹)
じんましん
接触性皮膚炎
アトピー性皮膚炎
食物アレルギー
薬疹
伝染性紅斑
突発性発疹
・はやる季節:通年
・かかりやすい年齢:2歳以下
・潜伏期間:約10日
・症状:発熱、赤い発疹
・治るまでの期間(めやす):6日
・ポイント:生まれてから初めての高熱という場合が多いです。高熱が3~4日続き、解熱後に赤い小さな発疹が全身に広がります。発熱したときは、まず受診しましょう。
手足口病
溶連菌感染症
・はやる季節:12月~7月上旬
・かかりやすい年齢:5~10歳
・潜伏期間:2~5日
・症状:発熱、のどの痛み(咽頭炎・扁桃炎)、発疹、苺のような赤い舌、皮膚がめくれる
・治るまでの期間(めやす):21日
・ポイント:高熱とのどの痛み、発疹やいちご舌(舌にいちごのような真っ赤なブツブツができる)が特徴です。有効な抗菌薬を使えば1~2日で発熱やのどの痛み、発疹が消えていきます。
風疹(三日ばしか)
水痘(水ぼうそう)
川崎病
麻疹(はしか)
・はやる季節:3月~8月
・かかりやすい年齢:2歳以下
・潜伏期間:9~12日
・症状:発熱、鼻水、せき、目の充血、全身に赤い発疹
・治るまでの期間(めやす):10日
・ポイント:感染力が極めて重くなる病気で、昔は「命さだめ」と言われたほどです。1歳になったらなるべく早く麻しん風しん混合(MR)ワクチンを受けましょう。小学校入学前に2回目のMRワクチン接種を受けましょう。
佐藤あつしクリニック 院長
医学博士 / 日本内科学会認定総合内科専門医 / 日本血液学会認定専門医・指導医 / 日本消化器病学会認定専門医 / 日本消化器内視鏡学会認定専門医 / 日本医師会認定産業医 / 日本医師会認定健康スポーツ医 / 日本スポーツ協会公認スポーツドクター/愛知県医師会認定かかりつけ医
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