大腸がん検診
2020.03.22
大腸がん検診
年に1回、大腸がん検診を受けましょう
大腸がんにかかる率は、40歳頃から増加し始め、高齢になるほど高くなります。
また、がんにかかる率や死亡率は、ともに男性のほうが女性よりも高くなっています。
大腸がんの増加は欧米型の食生活へ変化したことが原因と考えられています。
大腸がんの場合は、排便に関する症状が多くみられますが、血便などは良性の疾患でもみられる症状のため注意が必要です。
がんやポリープから毎日出血している訳ではないため、いつも便に血が混ざるとは限りません。
年に1回検診を受けることが大切です。
名古屋市の検診の方法:免疫便潜血検査(2日法)
大腸にがんやポリープなどがあると、出血がみられることがあります。
検便により、大腸内の出血の有無を調べます。
精度を上げるため、2日分の便を検査します。
痔や、歯ぐきからの出血でも陽性になることがありますが、陽性と判定された方は、必ず精密検査を受けるようにしましょう。
なお、名古屋市の大腸がん検診では、内視鏡検査は実施しません。
このような症状があったら、検診ではなく、速やかに医療機関を受診しましょう
●血便
●便が細くなる
●残便感
●腹痛
●下痢と便秘の繰り返し
●貧血
●体重減少
など
佐藤あつしクリニック 院長
医学博士 / 日本内科学会認定総合内科専門医 / 日本血液学会認定専門医・指導医 / 日本消化器病学会認定専門医 / 日本消化器内視鏡学会認定専門医 / 日本医師会認定産業医 / 日本医師会認定健康スポーツ医 / 日本スポーツ協会公認スポーツドクター/愛知県医師会認定かかりつけ医
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