糖尿病
2019.02.20
糖尿病
糖尿病ってどんな病気ですか?
膵臓でつくられるインスリンというホルモンの分泌や働きが悪いために、血液中のブドウ糖量(血糖値)が過剰に増加した状態をいいます。
ブドウ糖は食物を消化した時につくられる、体のエネルギー源です。ブドウ糖は血液の流れに乗って体中に運ばれ、筋肉や臓器で処理されますが、インスリンがうまく働かないと筋肉や臓器に取り込まれず、血液中に大量に余ってしまうのです。
糖尿病にはどんな種類があるのですか?
大きく分けると、1型糖尿病、2型糖尿病、その他の3種類です。一番多いのが2型糖尿病で、全体の9割以上を占めています。2型糖尿病は、中高年以降の肥満ぎみの人に多く発症します。
《糖尿病の種類》
◆1型糖尿病
膵臓にあるインスリン産生細胞が破壊され、インスリンの分泌が低下・枯渇するために起こる。自己免疫の異常が原因と考えられている。25歳以下に多く発症する。頻度は少ないが重症化しやすい糖尿病。
◆2型糖尿病
肥満など生活習慣から引き起こされるもので、糖尿病の9割以上を占める。インスリンの分泌低下タイプと、抵抗性(インスリンが効きにくい)タイプに分けられる。40代以降の肥満体型の人に多い。
◆その他の原因によるもの
佐藤あつしクリニック 院長
医学博士 / 日本内科学会認定総合内科専門医 / 日本血液学会認定専門医・指導医 / 日本消化器病学会認定専門医 / 日本消化器内視鏡学会認定専門医 / 日本医師会認定産業医 / 日本医師会認定健康スポーツ医 / 日本スポーツ協会公認スポーツドクター/愛知県医師会認定かかりつけ医
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