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機能性ディスペプシア

2019.01.21

機能性ディスペプシア

機能性ディスペプシア

機能性ディスペプシアとは

機能性ディスペプシアとは、胃もたれやみぞおち(おへそより上)の痛みなどのつらい症状を繰り返し感じることがあるのに、内視鏡検査などでは胃の異常がみつからない病気です。日本人の10〜20%にみられるという報告があり、決して珍しい病気ではありません。しかし、病気であることに気づかないまま放置されていることも少なくありません。治療することで症状が改善でき、食事を楽しみ、味わいながら快適な日常生活を送ることができます。胃がんでも似た症状が出ることもあり、思いあたる症状があれば、ご相談ください。

 

機能性ディスペプシアの原因

胃運動異常

胃には貯留、撹拌、排出の運動機能がありますが、これらの働きに障害が生じると、症状があらわれます。

 

生活習慣

脂肪分の多い食品、コーヒー、アルコール、タバコなどの嗜好品、不規則な生活などが胃の症状を引き起こすという報告があります。

 

ストレス

胃の運動が低下したり、胃が過敏になり、症状があらわれます。

 

胃の知覚過敏

胃が刺激に対して痛みを感じやすくなっているため、少量の食べ物が胃に入ることで満腹感や痛みを感じます。

 

胃酸

胃酸が必要以上に出ると、胃もたれや痛みなどがあらわれます。

 

機能性ディスペプシアの診断で行われる検査

症状の原因が胃がんや胃潰瘍などの器質的疾患でないことを上部消化管内視鏡検査などの検査で確認します。

 

機能性ディスペプシアの治療

生活指導、食事療法、薬物療法が行われます。

 

生活指導
規則正しい生活を送り、ストレスから解放されることが大切です。規則正しい食事や睡眠をとる、十分に休養する、適度な運動を心がけるようにするなどライフスタイルの改善を心がけましょう。

 

食事療法
食生活(食べ物や食べ方など)の見直しと改善を行います。

 

・毎日3度の食事を規則正しくたべましょう。
・よく噛み、ゆっくりと食べましょう。
・一度に食べ過ぎないようにしましょう。
・食事の内容や調理方法に気を配りましょう。
・胃に負担のかかる食べ物はなるべく避けましょう。
・脂肪分が少ない、煮る・蒸す・ゆでるといった調理方法がより好ましいと考えられます。

 

注意すべき食品としては、脂肪分の多いもの、炭酸飲料、こしょう、マヨネーズ、多量のスパイス、コーヒー、柑橘類、チョコレートなどがあります。

 

薬物療法
それぞれの症状にあわせて、消化管運動機能改善薬、酸分泌抑制薬、防御因子増強薬、漢方薬、抗うつ薬、抗不安薬などの薬剤が使われます。

 

医師 佐藤 温
佐藤 温 医師

佐藤あつしクリニック 院長

医学博士 / 日本内科学会認定総合内科専門医 / 日本血液学会認定専門医・指導医 / 日本消化器病学会認定専門医 / 日本消化器内視鏡学会認定専門医 / 日本医師会認定産業医 / 日本医師会認定健康スポーツ医 / 日本スポーツ協会公認スポーツドクター/愛知県医師会認定かかりつけ医

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