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AGA(男性型脱毛症)

2019.10.12

AGA(男性型脱毛症)

AGA(男性型脱毛症)

AGAって何?

AGA(エージーエー)とは、男性に最も多くみられる脱毛症で、「男性型脱毛症」の略です。AGAは、他の脱毛症と異なり、思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または双方からうすくなり、進行していくのが特徴です。細くて短い髪の毛が多くなり、全体としてうす毛が目立つようになります。

 

一般的にDHT(ジヒドロテストステロンの略で、AGAの原因物質です)や遺伝が関係するといわれています。

 

また、AGAは進行性で、何もしないでいると徐々に進んで行きます。進行を抑えるためには早めのケアが大切です。

 

AGAについて医療機関で相談できる時代です。うす毛・抜け毛が気になっているなら、あきらめる前に当院に相談してみませんか?

AGAの特徴は?

こんな人は要注意!自己チェックしてみましょう。

※5つの質問にある記載は、いずれもAGAの特徴を示しています。

 

【質問1】「家族に髪のうすい人はいますか?」 両親、兄弟、祖父母に髪のうすい人がいる。

 

【質問2】「抜け毛が気になりますか?」 シャンプーやブラッシングした時の抜け毛や、枕元に残った抜け毛が多くなり気になる。

 

【質問3】「いつごろから抜け始めましたか?」 思春期より後になってから抜け始め、徐々にうす毛が進行している。

 

【質問4】「どの部位から抜け始めましたか?」 額の生え際が後退してきた。頭頂部の髪の毛がうすくなった。額の生え際と頭頂部の両方が抜け始めた。

 

【質問5】「髪の毛にハリがありますか?」 うぶ毛のような細くて短い髪の毛が多くなり、ハリ・コシがなくなった。

AGAの原因は?

AGAの発症には、「ジヒドロテストステロン(DHT)」という男性ホルモンが大きく関与していることがわかっています。また、遺伝的な要因や生活習慣など様々な要因が影響していると言われています。

 

DHTは、男性ホルモンの代表格である「テストステロン」が、5α還元酵素(1型、2型)という酵素によって変換された物質です。DHTは、AGAの他にニキビや前立腺肥大症などの原因にもなっています。

 

このDHTが毛乳頭細胞内のレセプター(受容体)に結びつくことで毛母細胞のアポトーシス(細胞の自然死)を促すシグナルが出され、毛周期が退行期へと誘導されてしまうことがAGAの直接の原因となります。

AGAを招きかねない生活習慣は?

AGAの発症は遺伝の要素が強く関わっていると言われますが、後天的な要因としては「喫煙」「食生活の偏り」「ストレス」などの生活習慣なども影響すると考えられます。直接的には過度なブラッシングやマッサージ、皮膚に合わない整髪料、頭皮の血流が悪くなることで毛根の栄養状態が悪くなることなども原因となりえます。

AGAを治療するには?

主なAGA治療として、医療機関で受けられるもの、自宅で対処できるもの、整容的な対処などが挙げられます。

 

・内科的治療(薬物治療):医療機関で処方される薬、一般薬局(ドラッグストア)で購入可能な一般医薬品
・外科的治療:医療機関での自毛植毛術、整容的対処、かつら

AGA治療薬「フィナステリド」について

フィナステリドは、世界60カ国以上で承認されている世界で初めて医師が処方する1日1回の内服によるAGAの原因となる男性ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」の生成を抑制し、抜け毛を予防することを目的につくられたAGA治療薬です。

 

【フィナステリドの効果】

男性における男性型脱毛症の進行遅延です。フィナステリドは、男性における男性型脱毛症のみ有効です。他の脱毛症に対する適応はありません。また、フィナステリドは、女性に対する適応はありません。女性が服用したり薬に触れた場合、重篤な副作用を起こす可能性があります。二十歳未満の服用も認められていません。

 

【フィナステリドがAGAに対して効果を発揮する仕組み】
フィナステリドには、抜け毛の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)という強力な男性ホルモンの産生を抑える効果があります。DHTは、ヘアサイクル(成長期・退行期・脱毛期(休止期))のうち、成長期だけを極端に短くするホルモンです。DHTが必要以上に産生されると、通常4~6年ある毛髪の成長期が数ヶ月~1年に短縮されます。フィナステリドの効果によってDHTの産生を抑えれば、短くなった毛髪の寿命が延びます。その結果、脱毛の量が減っていき薄毛の進行が止まります。フィナステリドは、40~50代といった中高年に起こる壮年性のAGAだけでなく、20代や30代の若い男性に起きる若年性のAGAにも効果を発揮します。

 

【フィナステリドの副作用】
性欲減退、 勃起機能不全、食欲減退、 乳房障害、抑うつ症状、下痢や腹痛、頭痛などがあります。但し、副作用の発生は、全体の2%以下といわれています。誤った方法で誤った結果を生み出さないために、AGA治療を始める際は、まず医療機関にご相談ください。また、服用中に気になる症状を感じた場合も、早急に相談しましょう。

 

【副作用に対する薄毛治療の選択肢】

・減薬:1回に服用する薬の量を減らします。

・処方の変更:フィナステリドと作用が異なる治療薬「ミノキシジル」に変更する

・投薬以外の治療法の提案

 

【フィナステリドの効果が出るまでの期間】
フィナステリドの効果が出るまでは、早い人でも3ヶ月、通常は6ヶ月連続して飲み続けることで薄毛の改善が期待できます。服用開始から6ヵ月が基本的な目安になります。

医師 佐藤 温
佐藤 温 医師

佐藤あつしクリニック 院長

医学博士 / 日本内科学会認定総合内科専門医 / 日本血液学会認定専門医・指導医 / 日本消化器病学会認定専門医 / 日本消化器内視鏡学会認定専門医 / 日本医師会認定産業医 / 日本医師会認定健康スポーツ医 / 日本スポーツ協会公認スポーツドクター/愛知県医師会認定かかりつけ医

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